本日の学科は
特徴的な事故と悲惨さについて
説明するよ♪
事故と悲惨さ。。。
車を運転する上では
常に事故と隣り合わせだから。
悲しきことよ。
事故は起こしたくない!
そうだね!
今回は事故を起こした場合の
責任について説明するよ♪
はじめに
ここでは、教習所で学ぶ
特徴的な事故と悲惨さについて
簡易的説明をしています。
学科試験でも出題されやすい内容については
※印で記載してます。
目次
事故実態
二輪車の露出性と傷害
交通事故の悲惨さ
シートベルトの重要性
事故実態
①車の性能向上と法の改正による
交通事故の減少について
はじめに
昔と今では交通事故における
事故件数と死亡件数が大幅に減少している。
令和4年
事故件数(約30万件)・死亡件数(2610人)
昭和45年
事故件数(約71万件)・死亡件数(16765人)
主な理由は
車自体の性能が向上や法の改正の
おかげだからです!
【車の性能】
・ABS(アンチロックブレーキシステム)
本来、急ブレーキをすればタイヤがロックし
ハンドルがきかなくなり、制動距離も長く
横すべりになる危険があり大変危険です。
それらをCPU制御により
急ブレーキを行ってもタイヤロックを
最小限に抑えハンドル操作も
可能にさせたのがABSです。
ただし
低速時や砂利道などでは
制動距離が長くなるおそれもあるので注意
・ASV(アドバンスドセーフティービークル)
先進技術を利用して運転者の安全運転
を支援するシステムのこと。
(主なシステム)
1.衝突被害軽減ブレーキ
レーダーやカメラで前車や前方の障害物と
距離を感知し、運転者に危険を知らせたり
自動的にブレーキをかけたりする装置のこと。
2.車線維持支援装置
車線をはみ出しそうになると
運転者に注意を知らせる装置のこと
3.ACC(低速走行・車間距離制御システム)
設定した速度を維持して走行でき、
前車に合わせた車間距離を維持する装置のこと
【法の改正】
1.飲酒運転の禁止
お酒を飲んで車を運転してはならない
2.あおり運転の禁止
前車に対して車間距離不保持による
危険行為の禁止
3.ながら運転の禁止
走行中、携帯等の使用禁止
(ハンズフリー除く)
②事故の発生時間帯
8時~12時:通勤ラッシュ
(歩行者・車の活動時間)
16時~20時:帰宅ラッシュ
(車の交通量が最も多い時間)
夕暮れ時は暗くて見えないため
車幅灯をつけて走行しましょう
③場所
1位.交差点
(情報量が最も多く見落としやすい)
2位.直線
(速度超過になりやすく止まれない)
3位.カーブ
(遠心力の影響により正面衝突になりやすい)
④年齢
1位.高齢者
人口が最も多く
身体能力の低下・認知・慢心などが原因
2位.若年者
後先考えない無謀行為が多く
慢心・油断などが原因
3位.中高年者
~だろう運転における慢心・油断が原因
⑤事故原因
総合
1位.漫然運転(会話)
2位.脇見運転
(携帯・カーナビ・ミラー注視など)
3位.操作ミス(踏み間違いなど)
4位.不確認
(巻き込み確認・目視・後方確認など)
5位.速度超過(止まれない)
(年齢表)
16歳~24歳 70歳以上
1位.速度超過 1位.操作ミス
2位.漫然運転 2位.漫然運転
3位.脇見運転 3位.不確認
4位.操作ミス 4位.脇見運転
5位.不確認 5位.速度超過
二輪車の傷害と露出性
①二輪車の服装に関して
ヘルメット
※JISマーク、PS(C)マークのついている
ヘルメットを着用すること
(工事用ヘルメットは該当しないので注意)
服装
長袖、長ズボンを着用して走行すること
(疲労軽減、火傷、怪我軽減など)
※半袖、半ズボン、下駄、サンダル
はやめましょう
半袖の危険理由
転倒時のケガ悪化や
飛び石・昆虫などによる
走行中ケガの危険がある
半ズボンの危険理由
マフラーなどの火傷の危険がある
下駄・サンダルの危険理由
ギアチェンジが失敗したり
脱げて転倒する危険がある
交通事故の悲惨さ
運転者は交通事故を起こしたとき
以下の責任を負わなければならない
①※民事上の責任
(相手に対する損害請求)
②※刑事上の責任
(警察に対する罰金、禁錮、懲役)
③※行政上の責任
(免許証の停止・取り消し)
運転者自身だけが苦しむのではなく
家族も経済的損失と精神的苦痛などの
大きな負担を負うことになること
を忘れてはならないこと。
また
被害を負わせた相手や家族にも苦痛を
強いることになるなど
交通事故の影響は想像以上に重い。
だからこそ
運転者は車を運転する責任と命を守ることに
努めなければならない。
【具体例】
a.交通ルールを守ること
b.運転技能を過信しないこと
c.責任感を持つこと
d.ゆずりあいの気持ちを持つこと
シートベルトの重要性
車を運転するときシートベルトを
着用しなければならない。
今では当たり前ですが
それでも着用しない人が多すぎる
【着用効果】
a.衝突時、頭や胸を打つことが少ない
b.横転・転落時、怪我が軽くてすむ
c.ドアが開いても車外に放り出されない
d.運転姿勢が安定し、疲労が少なくなる
①後退時のシートベルト
※後退時のシートベルトは着用義務なし
シートベルト着用時の後退は
後方確認が難しいため着用しなくてもよい
②チャイルドシート
子供の発育状態により
チャイルドシートを選ばなくてはならない
【チャイルドシートの種類】
a.乳児用:体重10㎏未満
(生児から1才くらいが対象)
b.幼児用:体重9~18kg以下
(1~4才くらい)
c.学童用:体重15~36kg以下
(4~10才くらい)
※チャイルドシートは後部座席に着用すること
助手席に着用するとき
※座席をできるだけ後ろにすること
※病気などでやむを得ない場合は除く
③妊娠中のシートベルト
※妊娠中であってもシートベルト
を着用しなければならない
(病気など関係なく着用しなければならない)
着用時、健康保持の上で適切なのか
医師の診断を受けることを忘れずに
今回の学科は以上です!
事故に対する責任は重いね。
大事なことは事故を起こさないように
安全運転の徹底をすることだね!
それでも事故は起きるかも
しれないからシートベルトも
必ず着用しよう‼
閲覧ありがとうございました♪
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